空飛ぶキリンとお茶会

The most beautiful thing in the world is, of course, the world itself.



フライングジラフ名義でボーカロイドの作品をニコニコ動画に投稿しております。
ミクさんやゆかりさんをはじめ、GUMI、IAなどを使用します。
民族音楽やポストロックなどを好んで聴き、そして、作ります。
もっとメロディアスな音楽を。もっとおかしな音楽を。
―ちょうだい。
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千年女優を観まして

こんにちは。

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「千年女優」というアニメ映画を時間があったので観賞しました。
なんで今まで積んでいたのかわからないね。
崩れることも止む無しで引っ張り出して見ておけば良かった。

簡単に説明すると、伝説の大女優・藤原千代子が自らの過去を語る話です。
しかし話が進むにつれて、"半生の記憶"と"自らが出演した映画の世界"が混じりあっていきます。
どこからが現実でどこからが虚構なのか頭おかしくなります笑

この物語に恋愛要素はあまり感じられなかったですね。
千代子は初恋の男の背中を追いかけているように見えますが、
重要なのはそこではなく、千代子とってのその男の役割だと思います。
通称"鍵の君"ですね。

鍵を持っていない時の千代子はただの凡人ですよね。
どこにでもいるような女学生だったり、主婦だったり。
だけども鍵を手にしている時の彼女はとても輝いて見える。
だったら"鍵の君"は何なんだよ、って言われそうですが、
長年創作や妄想ばかりしている僕には、
あの男が"目標や憧れの象徴"にしか見えないのです。

では、千年の呪いって何なのだろうって思いますが…、
どんな凄い演技の出来る女優だろうが、
どんな素晴らしい音楽を奏でる作曲者だろうが、
この呪いからは逃れることはできない。

"鍵の君"には後生かかっても再会することはできない。
一生を費やしても、望んだ目標・憧れに辿り着くことはできない。
クリエイターの苦悩っていえばかっこいいですが、
呪われてるんですよ、みんなね。
だから、クリエイター(表現者)になんてならないほうがいいよ^^

だからこそ"鍵の君"を失うことは表現者にとっては絶望なのですよ。
そこが終着点、おしまい、最後、天井。
老婆が「千年の呪い〜」って度々言ってくるじゃないですか。
あれは未来の、年を取った千代子の、若かりし自分への想いですよね。
呪われてしまった自分自身への想いです。

まぁ言わずもがななんだけど、あるところまで到達するとね、
その目標に辿り着けないことが楽しいことだと気付くんです。
無理矢理恋愛で例えると、永遠の片想いってやつです。
だから最後の台詞には共感できるし、感動できる。
救われた。

クリエイターは何の為にものを生み出すのか、
表現者は何故表現することを止めないのか、
"鍵の君"を追い続けることに何の意味があるのか。
意味なんてない。

この映画自体も虚構であることに変わりはない。
自分の生み出す音楽も虚構であることに変わりはない。

表現者は自分自身を表現することでしか生きていけないんだよ。



以上、偏向解釈申し訳ないです。

おもしろかったです。
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